改元前に故郷へ墓参


朝一で岡山を発ち、高速道路を使い、一路松山を目指しました。

瀬戸大橋からの島々の眺めは天候に恵まれ格別です。

大正生まれの亡父が愛した道後温泉にて身体を浄めました。

現在、道後温泉は改装中で、二つある男子大浴場は「神の湯」のみの営業で、入り口も脇に変更されていました。
とは申せ、GWが本番になると、大勢の観光客の方で混雑されることが予想されるので、早い時間に行きました。幸い、GW初日でもあり、ゆっくりと入浴できました。

それから四国八十八カ所第51番札所「熊野山 石手寺」へお参りしました。


お線香と蝋燭にお光を灯し、家族や知人の健康祈願をいたしました。

この石手寺はミシュランから星を得ています。

その落ち着いた境内のたたずまいは、人の心に安息を与えてくれます。

昔から参拝するたびに、しばしば訪れる参道の茶店で、甘酒と名物「やきもち」とおでんで休息しました。

それから旧国道11号線を東へ引き返し、東温市にある讃岐うどんの名店「七里茶屋」で、これも亡父が愛した肉うどん(甘い味付け)を食しました。


そして西条市小松町の実家へ到着、令和を迎えるにあたり、菩提寺法安寺のお掃除をいたしました。

実家の2階の窓から眺める西日本最高峰の石鎚山(日本百名山:標高1982m)は、子供頃から毎日私を勇気づけてくれました。


明治生まれの祖母や大正生まれの父の思い出、そして昭和、平成の家族の思い出を見送りました。

帰りに、母校の愛媛県立西条高等学校へ立ち寄り、堂々とした構えの大手門に挨拶しました。


そして、いまが見頃のお濠のつつじを眺めました。

とてもすがすがしい一日となりました。

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