11月20日 は結婚32年の記念日でした。早朝から井原市へ向かい、昨日に続き、地域創生戦略プラン策定作業の追い込みです。市長を本部長として最終案の検討、議論が午前中いっぱい続けられました。スタッフの皆さんの頑張りで、完成できそうです。市長もホットされた様子です。会議の帰りに、同僚のMさん(センター長補佐)が井原市との連携を模索する隣まちの笠岡市まで足を伸ばしてくれ、笠岡市の中心市街地を散策した後、笠岡ラーメンの名店「いではら」で祝ってくれました。
単身赴任生活が10年になる中で嬉し泣きでありました。なお、笠岡市の中心市街地も空き店舗が目立ち少し元気がありませんでしたが、ここは岡山県と広島県の県境に位置し、山陽本線笠岡駅や国道2号線があり、国道沿いはロードサイド特有の大型店舗が連なります。一方で、瀬戸内海に面して笠岡諸島があります。島々の小学校の市内移転が計画されるなど、島嶼部の過疎化対策と活性化が課題になっています。ともあれ、井原市の中心市街地よりは活気があると感じました。岡山県では、井原の「井」と笠岡の「笠」をとって「井笠地域」と言われています。創生戦略のなかでも井笠地域連携(井原&笠岡)を進めることが計画されています。連携強化に向けて具体的な創生戦略プランを練ってまいりたいと思います。
昼食後、大学へ戻り、工学部へK准教授を訪ねて岡山市の活性化を検討始めた「岡山まちとモビリティ研究会」の次回開催に向けた打ち合わせを行いました。
夜は、岡山県からの依頼で、「’91岡山県技術・市場交流プラザ」へ講師としてお招き頂きました。企業経営者の皆さん向けに、地方創生と企業経営のあり方をメインテーマとして、経済状況の見通し、格差社会の影響、生産年齢人口の減少に伴う人材確保のポイントについて持論を披露させていただきました。
懇親会でも中国やアメリカ経済の状況と利上げのタイミングや影響、わが国の株価や為替の見通し、雇用環境が厳しさを増す中でのアセアン諸国との関係など、多くのご質問を頂きました。
出されたお酒は瀬戸内市牛窓にある高祖酒造の銘酒「千寿」です。とても切れの良い飲み口のすっきりとした名酒です。この組織の会長をされている高祖酒造の高祖淳三社長と記念撮影をさせて頂きました。2次会は守永運輸の守永一彦社長とご一緒させて頂きました。ここでは、守永社長が結婚記念日を祝ってくださり、全国区の銘酒「十四代」の本丸と極上のお刺身を頂だいいたしました。普段はあまり日本酒を飲みませんので酩酊いたしました。
慌ただしいながら、あっという間に過ぎた結婚記念日でありました。皆様に、そして東京の家族に感謝した1日でした。
ありがとうございました。