5月も下旬となりました。岡山大学キャンパスの緑がとても鮮やかです。毎日の通勤が楽しみな季節であります。キャンパス内を流れる座主川沿いの木々は新芽がすくすくと伸びてまさに目に青葉、この小径が特にお気に入りです。
さて、この3月末より、岡山市の超小型モビリティの社会実験に合わせて、岡山大学で導入した「コムス」の学内での利用が着々と進んでいます。この日は、岡山市石関町にある岡山大学まちなかキャンパスで開催されたNPOとの打ち合わせのため、2台のコムスで向かいました。コムスの利点のひとつがコンパクト性です。駐車場ではクルマ1台分のスペースに2台(うまく入れれば3~4台)駐車することができます。
また、5月の爽やかな風がそよぐ街中での乗り心地は上々・快適です。ただ、傾斜のきつい坂道では登坂能力にやや難がある点が残念です。いずれにせよ、岡山市、津山市、備前市、美作市はじめ岡山県内の多くの都市で、自転車と公共交通の間をつなぐ移動手段としての利用可能性が本格検討され始めています。岡山大学でも調査研究を加速させて参ります。