このブログで何度も紹介した、瀬戸内市裳掛地区での古民家再生活動が進み、4月19日は、学生たちの企画により、ついにオープニングのイベントまでこぎつけました(これまでの掲載記事はこちら「瀬戸内市裳掛地区「空き家」再生作業中」「瀬戸内市裳掛「旧教会」復活作業開始」「瀬戸内市「裳掛夏祭り」」)。
朝、8時に大学集合、大学のバスに乗り込み、8時30分出発で、現地へ向かいました。現地では、地域の皆さんが既にテントを張って待っていてくれました。今回は、学生サークルが新入生を積極的に勧誘した甲斐あって、13名のサークル員に、13名の新入生という総勢26名の参加でした。
到着後、古民家へ各自荷物を入れて、大学から持参したスクリーンやプロジェクターの設置や庭にテントを張る作業などに分担して取り掛かります。同時に地域の皆さんは、害獣対策で仕留めたイノシシの肉をジビエバーベキューに供えて準備してくれます。
きりのいいタイミングを見計らって、裳掛地区コミュニティ会議の服部靖会長から、歓迎と激励のご挨拶を頂だいしました。小職からも一言、地域の皆様への御礼と学生たちへのメッセージを伝えました。
また、この日は、服部会長に伴われて、古民家のご近所のお宅へ、今日から学生たちがここを拠点に地域おこし活動を開始することをお伝えするために1軒1軒挨拶廻りをさせて頂きました。こうして会場の準備が整った頃には、朝からの雨も上がり、先輩学生が新入生を連れて、まち歩きに出かけました。そして戻る頃にはバーベキューの準備が整い、オープニングパーティが開催されました。多くの学生がイノシシの肉は初体験です。わいわいがやがや、学生と地域の皆さんとの間で歓声があがります。
こうして、野趣あふれる時間を過ごした後で、これまで活動を展開してきた先輩リーダーたちによる活動の振り返りと今年度の活動計画がプレゼンされ、それを受け、チームに分かれてワークショップが開催されました。この古民家のネーミングや活動計画に対する意見が出されました。
小職は、駆けつけていただいた小野田市議会議長、そして瀬戸内市全体の創生計画のデザイン案を描かれた、岡山理科大学の緒方先生と3人で、会場を「いこいの村」へ移して、創生計画について日が暮れるまで話し合いを続けました。
記念すべき1日でありました。