4月14日「元気いばら創生戦略本部」(第1回会議)が開催されました。戦略本部長をつとめる瀧本豊文(たきもと とよふみ)市長の挨拶でスタートです。地方創生総合戦略の策定は、従来以上に市長の決断と実行が求められる作業です。
本部メンバーの自己紹介は、全員にその決意がみなぎっていました。第1回でありましたが、予定の時間を超えて、本音の議論が交わされました。
この日は、空いた時間を利用して、近くにある「嫁いらず観音院」を拝観しました。約1200年前(天平9年)、奈良時代の名僧、行基によって開基されたといわれる観音院からの景色は素朴であり、小高い山を周回する参道には、あちらこちらに仏があり、山肌にはツツジや山桜が春の風に吹かれ、心地よい山里の時はゆっくりと過ぎてゆきます。こうした感覚は、東京暮らしでは、なかなか味わうことができませんでした。
「年老いた人たちが、いつまでも健康で幸福な生涯を全うし、嫁の手を煩わすことの無い霊験がある観音様」という「嫁いらず観音院」。歳を重ねてくると、こうした時間の過ごし方に人生の価値を見つける、そんな気持ちを改めて思い起こしてくれたスポットでした。