四国労働金庫職場推進機構研修会

9月8日、久しぶりに高松を訪れ、四国労働金庫が主催する職場推進機構研修会にて講演させていただきました。演題は「労働金庫 勤労者自主福祉金融の歴史・理念・未来」です。
拙書『労働金庫』の文脈に合わせての講演とさせていただき、まず、労働金庫の存在意義を設立理念から考える、次に、金融自由化と規制緩和の潮流と労働金庫経営の実像、そして、財務諸表分析からみた労働金庫の強み・弱み・機会・驚異、さらに、協同組織金融の特色と会員力を活かした経営とは何か、最後に、四国労金の新しいビジネスモデルが勤労者の未来を徹底サポートする、という流れです。
四国労働金庫職場推進機構研修会
四国4県から100名を超える労働組合の幹部の皆さんが参加されていました。アベノミクスの行方を含め、景気回復、内需拡大のためには勤労者の賃金上昇による暮らし向上、消費拡大が必須です。そのためにも労働組合の皆さんの頑張りが大きな鍵を握っています。
また、非正規労働者の正規化や年金・社会保障の問題、貧困の根絶など直面する課題は山積していますが、勤労者自主福祉金融を基本とする生活防衛の歩みをしっかりと進めてまいらねばなりません。引き続きの懇親会でも、大いに議論が盛り上がりました。
四国労働金庫職場推進機構研修会にて
とりわけ、小川俊理事長(右)と住友誠教専務理事(左)とは熱のこもった意見交換をさせていただきました。四国労働金庫の益々の発展を祈念しています。

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