『労働金庫』発刊

労働金庫-勤労者自主福祉金融の歴史・理念・未来

6月18日、念願の著書『労働金庫-勤労者自主福祉金融の歴史・理念・未来』を、20年間勤務した 一社)金融財政事情研究会から発行していただきました。
1983年4月に全国労働金庫協会へ入庫して以来、30年の歳月を経て、労働金庫と関わってきました成果を記させていただきました。小職が社団法人全国労働金庫協会に入庫したのは昭和58年4月であります。配属は労働金庫連合会資金部の預金係であり2年間在籍し、当時は全国に47あった労働金庫からの労働金庫連合会への定期預金の受け入れやコールレートに連動して毎日金利が動く金庫短期資金などの取り扱いが主な業務でした。

金融財政事情研究会

上司に連れられて大蔵省中小金融課へ業務報告書や諸資料を届ける業務、譲渡性預金規程の作成、富士通や日立製作所へのコンピュータ研修など、慌ただしいフレッシュマン生活を送りました。そのなかで、静岡県駿東郡小山町にある、ろうきん富士センターで受けた新入職員研修が、労働金庫の存在意義と勤労者自主福祉金融の重要性を学ぶうえで得がたい経験となり、本書を執筆するきっかけとなりました。
その後、社団法人金融財政事情研究会へ移ってから大学教員となった現在まで、いわば ” ろうきんウォッチャー ” として、結果的に何らかの形で労働金庫業態との関係を維持する幸運を得ることができました。
その成果を単行本にまとめました。地味なテーマであると思いますが、少しでもお役に立てばと思います。紹介と目次は下記のサイトからご覧下されば幸いです。

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