カナダと岡山をつなぐ

カナダUBC会議
4月9日、暮れにお招きしたカナダのブリティッシュ・コロンビア(BC)州、K.Ito&Associates代表の伊藤公久様を再びお招きしました。今回は、森林大国カナダにおける森林関連情報と人材育成について岡山を代表する林業、製材業、木材業界の皆様をお引合せしての意見交換です。岡山大学からも農学部の林学系の先生方が勢ぞろいしました。
伊藤様の話題提供は、カナダの大学と企業の間では、たとえばカナダの大学の森林学部の学生に対して林業関連の企業が、一般の社会人と同レベルの賃金を学生に払って、自社へ受け入れ職業体験をさせながら、企業も学生から企業にないものを得るというCOOPプログラムという制度が普及しているという内容でした。もちろん、このシステムはカナダの大学だけではなく全米や欧州の大学にも普及しており、主に夏休みを使って、国内外の企業に1回数か月受け入れてもらい、社会人として実践教育をうけるというものです。確かにわが国にはインターンシップ制度がありますが、せいぜい2週間程度で、もちろん、賃金が支払われることはありません。
岡山の企業経営者の皆さんは、一様に首をかしげておられました。伊藤様によれば、これらの学生は、かなり優秀な学生であるそうです。また、このプログラムを修了すれば、公式なキャリアに認定され、本番の就職の際にも有利になることが社会に広く保証されているとのことです。
岡山大学でもグローバル人材育成の観点から、引き続き伊藤様にご指導いただくこととしています。入試制度や授業期間の違いなど海外の大学とは根本的に異なる点が多いのが実情ですが、相互に留学生が、留学先の国の企業でも学べるよう工夫を重ねてゆきたいと思います。

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