フランス ストラスブールへ調査研究

3月18日~23日の間、岡山大学が掲げる「美しい学都構想」研究のため、小職を含む4名の教員でフランスのストラスブール市を訪れ、ストラスブール大学をはじめ研究機関や教育機関を訪問しました。
ストラスブール1
ストラスブールは、人口27万人でアルザス地域圏の首府で、バ=ラン県の県庁所在地となっています。また、シュトラースブルク(ドイツ語)の語源は「街道の街」という意味だそうです。このまちは、フランスとドイツの国境に位置しており、ストラスブール大学において食事をすすめられた際に「フランス料理、アルザス料理、ドイツ料理のどれにしますか?」と笑顔で聞かれました。
ストラスブール2
また、この都市には欧州評議会、欧州人権裁判所に加えてEU(欧州)議会本会議場があります。中心部はイル川の中洲の島で、ランドマークとなっているカテドラル(ノートルダム大聖堂)やプチット=フランス地区がユネスコの世界遺産に登録されている大変に美しいまちです。さらに1994年、トラム(LRT「ユーロトラム」)が運行され、併せて歩行者専用ゾーン、ユーロトラムに合わせた景観整備や駅前や中心部への大規模地下駐車場の整備、インテリジェントボラードの導入による30キロゾーン規制、自転車道の整備やレンタサイクルの導入など先進的な交通まちづくりを展開しています。また、川には水上バスが運航されています。
ストラスブール3
また、人口の20%が大学生という学びの都であり、ストラスブール大学は公立大学であり、1631年に設置され、一度1970年以降三つに分かれ、さらに2009年1月1日に再統合されたヨーロッパのなかでは名門の大学です。この様子は改めて紹介したいと思いますが、まずは、ストラスブール[1]風景集とストラスブール[2]交通まちづくり集として写真をアップします。ストラスブールの美しい街並をご覧ください。

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