3月11日(日)、岡山市内の天満屋百貨店と西川緑道公園の2か所で、東日本大震災1年を悼んで、岡山大学被災地支援学生サークル「おかやまバトン(通称:おかバト)」や岡山学生連合など多くの学生サークルが、DVDを被災地へ送る活動や追悼イベントとして絵本の読み聞かせ、「うらじゃ踊り」などを開催しました。
被災地へ向けて桜を咲かそうと題した支援メッセージを花弁にして送る企画など、創意工夫を凝らしたメニューが盛りだくさんの企画でした。
メンバーの半分は、被災地である現地へ出かけて、それぞれの企画に参加しています。私たちに出来ることを探して、この3.11を忘れず、風化させず、そして全国の人たち、世界中の人たちが、いざという時に備えて、準備と心構えを怠らない、そんな活動が続いていくことを祈念します。
また、これより前の3月9日(金)には、東京霞が関の霞山会館で開催された交通と都市の問題を考える研究会にて、「岡山大学における被災地支援活動」のテーマで「おかやまバトン」の活動内容を話題提供させていただきました。
▲ 霞山会館
メイン講師は、実際に陸前高田市の被災地復旧・復興活動にあたられている東京大学の羽藤英二先生で、陸前高田市の復興計画と地域住民の皆さんとの対話集会の様子が報告されました。続いて自動車メーカーの方から復旧に向けた都市・交通計画の提案もされました。
東京大学高齢社会総合研究機構長の鎌田実先生、筑波大学システム情報工学研究科の石田東生先生、そして国土交通省や自動車メーカー、交通評論家の皆さんによる研究会で、多くのことを教わりました。
一日も早い復旧・復興と復興庁をはじめ関係機関の迅速かつ適切なアクションに期待します。
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