日本最大の石油輸入国はサウジアラビアです。その輸入量はサウジアラビア約30%、アラブ首長国連邦約20%、カタール約11%、イラン約10%、クウェート約7.5%です。
1月25日(水)、サウジアラビア王国のアブドゥルアジーズ・トルキスターニ駐日大使が来岡され岡山県の自治体、経済界の皆さんとの昼食を兼ねた懇親会が岡山大学主催で開かれました。
本学の森田潔学長の歓迎挨拶に続き、大使が祝辞を兼ねたスピーチをされました。そのあと、石井正弘岡山県知事のご挨拶と続き、会食を囲みながらの和やかな雰囲気のなかでイサム・ブカーリ文化アタッシェ、元アラビア石油社長で大使と交流のある小長啓一・本学同窓会長、伊東香織倉敷市長、岡崎彬岡山県商工会議所連合会会長をはじめ経済界のトップや水島の石油コンビナート企業の代表などが歓迎のスピーチをされました。
最後に、岡山大学理事らのご挨拶に続き小職からも岡山大学地域総合研究センターの設立趣旨と今後の活動方針についてご紹介させていただきました。トルキスターニ駐日大使は歓談で「ホルムズ海峡封鎖問題が顕在化してもイランから日本への石油輸出量分はサウジアラビアが供給する」とした心強いご発言に続き、「石油にとどまらない、文化や教育、医療など様々なシーンで岡山と交流を深めたい」との積極的なご意見をされました。
そのあと岡山大学にて行われたトルキスターニ駐日大使による「サウジアラビアと日本」の講演では、学生を中心に教職員、市民ら約200人が聴講しました。
[関連リンク]