10月4日、総社市山手地区社会福祉協議会が主催する「山手なかよしウォーキング」が、今年も開催されました。岡山大学の学生サークル「まちづくり研究会」がお手伝いして3年目となります。
朝一番、大学を3台のクルマに分乗して出発、学生は総勢23名、大学からは教職員4名が参加しました。荷物の積み込みを行い、会場の「ふれあいセンター山手」に到着、秋田会長の挨拶で開会、まち歩きコースに学生たちが出かけ、準備作業が始まりました。今回は、学生たちが様々なアトラクション企画を提案実施しました。
さて、「なかよしウォーキング」にはロングコースとショートコースがあります。ロングコースの第2班に参加しました。ポイント、ポイントに地域の歴史や遺跡について学べるようクイズが準備してあります。ここ山手は古墳の宝庫です。
また、果物や野菜の栽培が盛んで、里山の美しい景観が広がります。まち歩きをしながら、地域の資源について学ぶことにより、地域に愛着をもってもらい、住民たちのコミュニケーションを深める機会を作ることが目的です。山手地区社会福祉協議会の秋田会長から、秀吉の水攻めで名高い「備中高松城」が近くにあり、戦国時代の武将たちの遺功や悲哀を偲ぶ遺産であるという説明を参加者全員が揃って拝聴しました。そして後半のウォーキングを再開です。結構な運動量で汗ばみ、気分転換にもなりました。
「ふれあいセンター山手」に戻り、昼食タイムは出来たてのカレーを頂だいしました。参加者は、思い思いの場所を陣取ってカレーライスに舌鼓を打ち、おかわりする子供たちも大勢おり、学生たちもご馳走になりました。そして良い雰囲気の中で、続いて屋外でのゲームが開始されました。次の業務があるため、ここで失礼しましたが、終了後に、地域の役員と学生たちが車座になって反省会を開催、役員からは改善点を指摘頂き、同時に学生たちへのねぎらいの言葉を数多く頂戴したようです。
準備や当日の開催に相当な時間を費やした学生たちに心からねぎらいの拍手を送りたいと思います。