金沢訪問


金沢市「学生のまち推進条例」は、「学都」として、学生と市民との相互の交流や学生と金沢のまちとの関係が深まることで、にぎわいと活力が創出されるまちを目指す約束です。
何度訪れても学生が地域に溶けて元気に活躍する素晴らしいまちです。
岡山でも、かつて、こうしたまちなかの拠点を創り、「学都」を目指して、活動を重ねてきた歴史があります。
9月26日、岡山を出て、京都経由で敦賀まで参り、敦賀から夕方に金沢に入りしました。駅前のANAクラウンプラザホテルにチェックインを済ませてから、徒歩で大野庄用水沿いを進み、まちなかを散策しました。武家屋敷跡群を眺めながら、久しぶりに、「金沢学生のまち市民交流館」まで参り、係の方にご挨拶をしてから会館内を訪ねました。大勢の学生たちが、ワークショップの準備にいそしんでいました。
いつもの日常の風景が、学生活動である金沢に感服です。
交流館の隣にある、老舗の家庭料理「みどり」さんに入り、四代目だと言う女将から、ここらの歴史について教えて頂きました。金沢おでんでは無いとおっしゃっていましたが、九谷焼の器に盛られた大根の煮つけは絶品でした。
それから片町商店街へ向かい、通りをぶらぶらしながら、センスが良い町並みを楽しみました。そして、定番の尾山神社神門を目指しました。金沢市によれば「加賀藩祖前田利家を祀る神社として明治6年(1873)に創建され、神門はその正門として明治8年(1875)に建築されました。建築当時、和漢洋折衷の神門は前例がありませんでした。尾山神社神門は伝統を踏襲せず、堅固をめざした、といわれます。」とあります。何度訪れても独特な風情を醸し出しています。
ここまで既に1万歩を超えていましたので、しばらく境内で休みました。
一息ついてから、閉じていましたが、近江町市場の場内をひやかしてから駅へ向かいました。ホテル近くのBarで、富山県砺波市にある三郎丸醸造所で醸造されたスモーキーな「三郎丸Ⅳ」をロックで頂きました。味わい深い逸品でした。
店内の雰囲気は、さすが金沢です。洗練された落ち着いた大人の雰囲気で、独り飲みながら、旅情をかきたててくれました。
翌日は、仕事を無事に済ませて、昼食を駅前の金沢フォーラスのレストラン街で、海鮮丼を頂き、午後一の新幹線で長野を目指しました。

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