7月29日、朝のNHK“おはよう中国「西日本の旅」”で水島コンビナートが取り上げられました。
7月27日は、地元倉敷が誇る水島コンビナート企業である萩原工業に萩原邦章会長(岡山経済同友会顧問)をお訪ねしました。
全国で地方創生の取組みが進むなか、高梁川流域では、昭和29年に大原總一郎氏らによって設立された高梁川流域連盟の理念を礎として、時あたかも、倉敷市が高梁川流域中枢拠点都市となり、流域圏の七市三町に暮らす隣人たちが手を携えて、地域の明るい未来を創るために産官学民が連携して多様な活動を展開しています。
市民活動の視座からは、平成15年から流域の環境教育を中心に活動を続けるGREEN DAYの成果を反映して、平成27年度に(一社)高梁川流域学校が、また、平成25年度には水島で「環境学習を通じた人材育成・まちづくりを考える協議会」が設立されました。
さらに、平成28年度には、倉敷でのG7教育大臣会合を契機に、ローカルサミットin倉敷おかやまが開催され、国内外を問わず高梁川流域での取り組みに注目が集まり、この潮流に呼応して、高梁川流域の市民・企業・行政・大学などが一堂に会したシンポジウム「世界一の環境学習のまち みずしまを目指して」において、滞在型環境学習プログラムが提案されたところです。
こうした高梁川と瀬戸内海が育んできた水島の豊かな自然や環境、歴史・文化・風土、暮らしや水と命、そして企業活動が生み出す英知を結集し、また、倉敷が日本遺産に登録された時宜を得た地方創生への気運の高まりを活かして、本格的な滞在型環境学習プログラムを企画・実施することにより、地域はもとより世界の子供や若者たちに、人類と自然が織り成す地域社会の素晴らしさを伝え、以って、地域で働き、暮らすことへの誇りと情熱に溢れる次世代人材の育成を目的として、「滞在型環境学習プログラム検討委員会」の設立を目指しています。
持続可能社会の未来をみつめ、高梁川流域を守り育てる活動を展開しておられる皆様方のご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。