SDGs(持続可能な開発目標)産官学言連携

先日5月29日、岡山経済同友会通常総会にて、山陽新聞社社長の松田正己社長が、筆頭代表幹事に選任されとことを受け、6月13日、同社本社へ松田社長を表敬訪問いたし、岡山経済同友会が掲げる政策目標であるSDGsについてお考えを拝聴いたし、社会実装に向けた方法論についても具体的な意見交換をさせて頂きました。

SDGsについては、岡山大学も全学を挙げて取り組みをスタートさせており、国から国立大学では唯一SDGsアワードを受賞しています。また自治体においても、早くから、岡山市、倉敷市、真庭市が取り組みを始め、6月15日、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた優れた取組を行う都市として全国29都市の「SDGs未来都市」に、また、その取組自体も先導的なものとして全国10事業の「自治体SDGsモデル事業」に選定され、岡山市も全国29都市の「SDGs未来都市」に選ばれました(ダブル受賞は全国で岡山県だけ)。岡山大学では、地域総合研究センターが窓口となり、真庭市の国への提案書作成のサポートをさせて頂き、国に対して連携を明示したところです。また、先行して倉敷水島のみずしま財団が、倉敷市、岡山大学の連携により環境省のSDGs予算に採択されています。

余談ながら6月12日には、岡山県議会地域公共政策セミナーで、岡山大学から議員の先生方にSDGsをテーマに話題提供させて頂いたばかりです(下記岡山県HPご参照)。
http://www.pref.okayama.jp/site/gikai/563031.html

地方創生に向けて、今後の産官学が連携したオールおかやまによるSDGsへの具体的な取り組みを進めるための組織組成の検討に着手いたします。

岡山大学は地域を結ぶ地域資源として、研究、人材育成、社会連携の分野で汗をかいて参ります。