環境保全型森林ボランティア説明会

新見市神郷から、7月6日、一社)人杜守(ひとともり)の多賀紀征理事長に来学して頂き、学生たちを対象に9月に実施される、人杜守主催「環境保全型森林ボランティア」活動の説明をして頂きました。高梁川流域学校プログラムのひとつです。

共同自炊生活による2週間の合宿、現場でのチェーンソーを使った本格的な倒木実習であり、危険を伴う安全第一のプログラムですが、実習を終えて山を降りてくる学生の顔つきは見違えるほど変わります。岡山大学地域総合研究センターでは、新見公立大学との連携を目指しています。

大学生には通常授業が最優先ですが、教室では得られないタイプの「社会で求められる“生きる力”」を習得できます。岡山県、新見市、新見市森林組合にご指導、ご協力を仰いでいます。

因みに、学生たちの生活指導は新見市林業男子(地域おこし協力隊)法学部出身のS君、また、前回参加した文学部Sさん(成績はトップクラス)が、このプログラムへの参加経験を活かして県内林産企業へ就職を決めました。
地方創生に王道はありません。

大学としても覚悟を決めて地道な地域活動を実施してまいります。