後楽園と倉敷美観地区

3月5日、お天気が良く、朝から後楽園を訪ねました。紅梅白梅ともに満開で、大勢のみなさんが梅の香を楽しみながら写真撮影をしています。


まだ、かわいい雛人形が飾られていました。時間をかけて園内を一周してくつろぎました。

それから倉敷へ廻りました。美観地区は外国人の観光客も多く、大原美術館を拝観しました。

エルグレコの受胎告知の場所が移動したような気がしました。キリスト教の新約聖書に登場する大天使ガブリエルが、処女マリアにキリストの懐妊を告げたエピソード、この絵画は雲に乗って現れた天使ガブリエル、驚く聖母マリア、天上のオーケストラが描かれています。もちろん写真は撮影できないので、ぜひ、お訪ねください。


そのあと、古民家を改装した和食のお店で懐石のコースランチを頂きました。

それから阿智神社へ参拝しました。阿智神社のHPによれば、「応神朝に朝鮮半島より渡ってきた漢の霊帝の曾孫、阿知使主(あちのおみ)一族。彼等は「製鉄」「機織」「土木」等の先進文化を担う技術集団として、吉備国の繁栄の礎を築き、当時、島(内亀島)であったこの鶴形山に神々の天降られる斎庭として、日本最古の蓬莱様式の古代庭園を造ったと伝えられている。白壁の蔵の町、倉敷美観地区の一角にある鶴形山の頂上に鎮座する当社は、この阿知使主一族の大いなる功績を称え、明治時代に現社名になったが、社伝によると神功皇后がこの付近を航行の折、嵐に遭い祈願されたところ、三振の剣が天空より明るく輝いてこの山に天下ったため、「明剣宮」として、宗像三女神をお祀りしたとされている。中世、神道が仏教と習合し、明治までは「妙見宮」と称され、旧倉敷総鎮守の宮として近郷近在の人々の尊崇を集めてきた。祭神の宗像三女神は皇祖神、天照大御神と素盞鳴尊の娘神で、海の守護神であり、交通交易、財宝、芸術、美の神でもある。その他、応神天皇を始め、約三十柱の神々をお祀りしている。また山には神々をお祀りする磐坐(いわくら)が点在し、古代から神の島として崇められてきたと思われる。」とあります。


境内からは美観地区を一望できます。散策ポイントとしてご参拝されることをお勧めします。

後楽園から倉敷という、岡山観光のベーシックなコースで休日を過ごしました。