雪の東京出張

2月9日、全国的に雪のなか、有給休暇を頂き日帰りで東京へ向かいました。


多分、お茶の水で最古(老舗)の喫茶店『ミロ』にて、まずは小休止、店内にはバッハ無伴奏チェロ組曲が流れています。心静かに聴きながら珈琲タイムを楽しみました。

この店に最初に来たのは十代の折です。愛媛から一緒に上京した高校時代からの友人とでした。当時は、中央大学移転反対闘争のデモが駅前でうたれており、罵声飛び交う都会のエネルギーの異様さに驚いたものです。ほぼ40年前、フォークソング「神田川」が流行った頃の話です。ミロの絵画が昔と変わらず優しく迎えてくれました。

さて、神田駿河台で開催された学習会は、東京の私立大学10数校の4年生20数人が参加、約4時間お付き合い頂きました。首都圏以外の地方出身の学生さんも半分近くおられました。神田駿河台マロニエ通りにある「LEMON」(立て直されましたが、これまた老舗の喫茶店・レストラン)での意見交換では、東京集中の本音(魅力)をヒアリングさせて頂きました。地方国立大学と東京私立大学の差分も、わずかながら理解できた思いです。


翌日は、朝1時限に期末試験ですので終電前で岡山へ戻りました。

幸い、積雪は東海道山陽新幹線には影響が無く、順調に岡山へ帰れました。