温泉三昧の年末年始休暇

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、暮れから年明けまで、ゆっくりとオフタイムを過ごしました。とりわけ、連日、温泉三昧でくつろぎました。

12月29日は、ちょっぴり足を延ばし、岡山市の最北、「建部八幡温泉」の源泉かけ流し(ぬる湯)で1年間の疲れをとり、旭川に架かる橋の対岸にある野菜の直売所で、大根、白菜、京人参、柚子、生姜を買い求めました。帰りに御津の岡山ラーメン「玉松」で腹ごしらえでした。から揚げ入り、ジャンボ餃子、ミニ餃子などを注文、満腹でありました。


12月30日は、牛窓の母を見舞った後で、備前市日生まで足を延ばし、日生諸島へ日生大橋で鹿久居島へ、そして頭島大橋を渡り頭島まで参りました。養殖牡蠣の収獲が最盛期で、頭島漁協で作業の様子を拝見しました。ここからの瀬戸内の眺めは最高です。日生駅まで戻り、B級グルメ牡蠣のお好み焼き「オレンジハウス」で“かきおこ”を食しました(お気に入りのお店は開いていませんでした)。プリプリの牡蠣がどっさり入ったお好み焼きに焼きそばの玉を入れたモダン焼きはボリュームたっぷり、女将さんが手際よく焼いてくれ、それを広い鉄板の上で頂きますので、最後までアツアツです。正月用に漁港の“五味の市”で、牡蠣の燻製と佃煮を買い求めました。満腹になったところで、瀬戸内市いこいの村に参り、瀬戸内海を眺めながらひと風呂浴びました。この1年、学生はじめ、ローカルサミットの宿泊など、いこいの村にはお世話になりました。支配人にお礼を申し上げました。

12月31日は、何年か振りに明石のたこ焼き“玉子焼き”を無性に食べたくなり、明石“魚の棚”まで車を走らせました。ここへ行くと必ず立ち寄る「たこ磯」で、玉子焼き(タコ)とミックス(タコと穴子)を注文しました。この組合せはお決まりの注文パタンです。さて、大晦日の明石商店街は大賑わいで、人の波をかき分けながらの買い物です。名物、明石の蛸(タコ)、鯛(お頭)、鰤(アラ)と大安売りの野菜を買い込みました。


そして、有馬本温泉“金の湯”まで参り、天下一の名湯として全国に名を馳せる赤銅色の湯船に沈み、長かった1年の疲れを癒しました。湯上りは温泉神社(とうせんじんじゃ)に参拝しました。もう数時間で年明け、初詣とあって、境内はすっかり新年の準備が整っていました。少し気の早い初詣ということにさせて頂き帰路につきました。

元旦は、母を牛窓神社へ初詣に連れてまいりました。雲ひとつなく穏やかで暖かな元旦です。1月2日は矢掛町で過ごしました。


この2年間、地方創生の公務で井原市へ小田川沿いを通うなかで、いつも前を通過するだけで参拝できなかった「吉備大臣宮」に、念願叶い、初詣に参拝いたしました。ここは遣唐使で有名な吉備真備が祀られています。岡山県には和気町に和気清麻呂を祀った和気神社がありますが、こうした古代史に登場する人物を数多く輩出しています。遠い日本史に思いを馳せました。

次に、吉備津彦命(キビツヒコノミコト)を祀った「矢掛神社」にお参りしました。拝殿にはいろいろな絵馬が掲げられており興味深く拝見しました。

さて、初詣を済ませてから、江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄えた矢掛のまちでのんびりと過ごしました。重要文化財の旧矢掛本陣石井家住宅と旧矢掛脇本陣高草家住宅は正月休館でしたが、本陣前の喫茶店で、一杯ずつ丁寧にいれてくれたコーヒーを頂き、和菓子「佐藤玉雲」で柚子練を、「清邦庵」で団子を買い求め一息つきました。


そして、最近では矢掛の観光拠点となっている古民家を改装して見事な佇まいをみせる「矢掛屋」でくつろぎ、仕上げは「湯の華温泉」に立ち寄り湯でほっこりです。

古い歴史に彩られた街道の街は、温かいもてなしの憩いの空間でした。

帰りには、恒例となっている吉備津神社へも初詣に立ち寄りました。本殿は国宝、落ち着きと威厳ある佇まいをみせています。


1月3日は、終日のんびり過ごし、定番の「桃太郎温泉一湯館」で暮れから正月休暇の〆でありました。週に1回以上は桃太郎温泉を銭湯代わりに利用しています。毎週利用するには1回800円と少し高めですが、唯一の贅沢です。回数券を利用しています。

ということで、長いようで短かった休暇が終了、明日4日から仕事始めであります。