吉井川流域DMO設立有識者会議

12月20日、赤磐市・瀬戸内市・和気町の2市1町が合同で検討を進める地方創生プロジェクトである第2回「吉井川流域DMO設立有識者会議」が赤磐市で開催されました。

わが国におけるDMO(Destination Management/Marketing Organization)とは、「日本版DMOは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。このため、日本版DMOが必ず実施する基礎的な役割・機能(観光地域マーケティング・マネジメント)としては、(1)日本版DMOを中心として観光地域づくりを行うことについての多様な関係者の合意形成、(2)各種データ等の継続的な収集・分析、データに基づく明確なコンセプトに基づいた戦略(ブランディング)の策定、KPIの設定・PDCAサイクルの確立、(3)関係者が実施する観光関連事業と戦略の整合性に関する調整・仕組み作り、プロモーション、が挙げられます。また、地域の官民の関係者との効果的な役割分担をした上で、例えば、着地型旅行商品の造成・販売やランドオペレーター業務の実施など地域の実情に応じて、日本版DMOが観光地域づくりの一主体として個別事業を実施することも考えられます。(観光庁HPより)」を言います。

この日は、地域企業をはじめとする流域関係者へのアンケート調査や外国人観光客に対するアンケート調査の結果が報告されました。また、先進地域におけるDMOの取り組みについても興味深い視察報告が披露されました。

小職は、座長を拝命しており、地域団体の代表の方々が、本気で興味関心を持っていただけるよう、かなり思い切った会議の運営をさせて頂き、ほぼ全員の委員からご意見や質問を出して頂きました。

「やるなら本気で取り組まないと設立は容易では無い」点を強調させて頂きました。これからが本番です。


会議が終わり、市役所前の喫茶店「ボナール」で、熱いコーヒーでほっと一息入れ、さらにパンの名店「石釜パン工房 麦のひげ」(赤磐本店)で、お気に入りの「ラウンドメープル」を購入、帰路につきました。このパンは絶品、ヤミツキです。

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