秋の京都


11月20日、秋の京都へ参りました。33回目の結婚記念日です。まず嵯峨野「天龍寺」の紅葉を楽しみました。足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれた天龍寺は世界遺産にも登録されています。境内いっぱいに紅葉が盛りであり大勢の参拝客で賑わっていました。

それから「妙心寺退蔵院」にてお庭を眺めながら精進料理を頂戴しました。退蔵院は、京都市右京区花園にある臨済宗の寺院。臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の塔頭で、水墨画の代表作である国宝「瓢鮎図」を所蔵しています。残念ながら「瓢鮎図」の実物は東京出張中でした。


妙心寺退蔵院の歴史や楽しみ方について、副住職が英語を交えたバイリンガルで解説してくれました。確かに顧客に日本人は数組で、ほとんどが外国からの観光客でした。精進料理はミシュラン☆の「阿じろ」のお弁当が出されました。とても上品で深みもあるメニューです。こんなに美味しい「和」の食事をしたことがありません。妻も満足してくれました。

記念日旅行のフィナーレは、再び嵯峨野へ戻り、トロッコ列車に乗車して、夜の紅葉を車窓から楽しみました。