6月23日、美作市上山の棚田は、一面がやさしい緑色に染まっています。
この日本の原風景ともいえる眺望が一時は耕作放棄地として、すさんだ荒れた状態だったのです。棚田の再生活動を通じて人々の暮らしの豊かさや移動の多様性を考え、そして地域の創生をめざすことを目標に掲げる「トヨタ・モビリティ基金(理事長は豊田章男・トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)」の国内初助成案件に選定された「中山間地域の生活・経済活性化のための多様なモビリティ導入プロジェクト(通称:上山集楽みんなのモビリティプロジェクト)」は、いよいよ本格モードです。
今回の「みんなのモビリティプロジェクト」会議は、美作市「雲海」の座敷にて開催され、NPO法人みんなの集落研究所の石原達也代表の進行により、プロジェクトの進捗状況報告が次々となされ、前向きな質疑応答がなされました。
いよいよ議論は深まりました。