総社市山手地区地域包括ケアへの学生参画により地域の課題を抽出して、それに対する学生が地域のニーズを受けて学生たちの活動計画を決定、具体的な活動展開を通じて、総社市山手地区と地域包括ケア活動のお手伝いを展開しています。2016年1月9日のこの日は、3月に開催される山手地区健康福祉フェアへの学生ブースの出展打合せでした。
総社市山手地区は、平成の合併で旧総社市に編入された旧山手村エリア(人口約4000人)です。総社市社会福祉協議会では、平成の合併を契機に、旧町村単位(14地区)に住民参加、住民主体により地区社会福祉協議会(地区社協)を設け、より身近な地域でふれあいサロン、敬老会事業、給食サービス事業、ひとり暮らしや寝たきりの方への支援、三世代交流事業、児童健全育成事業、子育て支援等の支え合いによる地域福祉活動を展開しています。
地域における主な活動団体は、民生委員児童委員・主任児童委員 福祉委員、愛育委員、栄養委員、婦人会、老人クラブ、子ども会、障がい者団体、自治会(コミュニティ関係者)、ボランティアなどで構成されています。また、山手地区社会福祉協議会の主な事業の取り組みは、敬老会、給食サービス、ふれあいサロン活動への支援、小地域福祉活動、健康福祉フェア、ペタンク交流、三世代ふれあい輪投げ大会、友愛訪問、福祉研修会などです。
会場となる山手公民館に集合して、協議会の皆さんと学生たちは会場を見学した後で意見交換を行いました。今年は「認知症」に関するブースを出展して欲しい、とのリクエストに学生たちは、まったくの専門外のため少し戸惑いを見せましたが、持ち帰り検討することで調整ができました。協議会の方々も、地域の状況について学生たちに紹介いただくことを約束してくださいました。
時間に制約がありますが、今年で出展は4回目、新しいメンバーでいよいよ本格的な準備が始まります。