第6回岡山市アリーナ整備検討会議
秋が深まるなか、11月12日、岡山市にて、岡山市長選挙を終えて初の「第6回岡山市アリーナ整備検討会議」が開催されました。
さて、かれこれ、岡山シーガルズの顧問を10年ほどさせて頂いています。
そもそものご依頼は、シーガルズが、他の大企業を中心としたトップチームの中で、平素の練習環境に課題を抱え、赤磐市さんや加計学園さん、中国学園さんなどの体育館を、ジプシーのようにお借りしながらトップリーグに君臨している様子を拝見して、お受けした経緯があります。
もちろん、試合会場が足りない点は、岡山市が制作した映像の通り、申すまでもありません。その後、経済界や医師界、山陽新聞や岡山大学などが中心となり、専用練習場を持つアリーナの建設を目的として、通称シーガルズ協議会を岡山商工会議所に事務局を置き展開した実績があります。
そこでは、毎年のように、スポーツ界、経済界、そして大森市長を講師にお招きして、シンポジウムを開催、さらに、海外からナショナルチームを招聘して、おかやまの活性化に寄与、アリーナ建設に向けた要望書を、経済界トップから、大森市長や市議会議長に提出して、議論を重ねて参りました。その成果が、現在の本会に継承されていると理解しています。
もちろん、次代を担う子供たちに、そしてママさんバレーボールをはじめ、アマチュア選手の皆様の声にも耳を傾けさせて頂きながら、バレー、バスケ、卓球はじめ、トップチームとの交流による、スポーツ練習や教室を最高の環境で体験してもらい、心身を鍛えるだけでなく、このおかやまに育ったこと、岡山に暮らすことに誇りを持ってもらう施設としてのアリーナ建設を大きなゴールとしてきました。
ちなみに、シーガルズは、年間200回の子供バレー教室を、クラブチームとしての地域の皆様へのご恩返しとして位置づけ、県内全域で展開して参りました。また、北海道から九州まで、全国のトップをうかがう、中学生、高校生が、シーガルズの指導を受けるべく、大型バスを仕立てて、連日、岡山へ参ります。他の大企業チームは、こうしたことが企業目標にないため、実施しないし、試合に勝つための練習に専念するため、念頭にありません。
委員会では、シーガルズが、まさにクラブチームだからこそ、20年以上の長きにわたり、こうした地域のお役に立つ活動を継続してきたことを、もう一度、皆様にお伝えいたしました。
また、西日本豪雨災害のおりには、岡山市ではシーガルズの事務所があった平島団地が被災して、シーガルズの選手全員で、地域の復旧活動に参加した経験を持ちます。私事で恐縮ですが、わたしは、一番被害の大きかった、倉敷市真備地区の復興計画策定及び推進委員長を5年間担当させて頂きました。この職務経験から、毎月のように現地へ出向き、復興活動にあたりましたが、避難所では、女性の着替えや授乳時の計り知れない苦労を目の当たりにいたしました。
こうしたことから、今回のアリーナ計画の拠点である北長瀬が、既に防災拠点であることから、激甚災害時には、アリーナを更なる防災拠点として生かす方策も、練って参った次第です。つまり、ここまで10年間の長きにわたり、アリーナ建設の必要性について、多くの関係者により、多面的に、多種にわたるスポーツチームが協力し合いながら、時間をかけて議論を進めてきた努力のうえに、この会があることを申し上げて、私からの意見を結ばせて頂きました。
こうして、ようやく長い長いトンネルを抜けて、明るい陽射しさす、希望のゴールが見えた気がいたしました。
一方で、学識委員の立場からも、市民や県民の皆様や関係者の皆様への、更なる丁寧な理解活動が必要だと改めて感じた次第です。
次代を担う子供たちにスポーツで夢を伝え、心身の健康を養う、ワクワク、ドキドキ施設の建設に向けて、もう一歩のところまでたどり着いたと確信した会議でした。