秋が盛りであります。
休日を利用して、11月19日、妻と散歩に出かけました。
自宅から丁度よい距離に、国営昭和記念公園があります。
秋が盛りとあって、大勢の家族連れや外国人の方で賑わっていました。
入口の銀杏並木は、日本を代表する銀杏並木の一つと言って過言ではありません。
既に落ちた銀杏の葉のジュータンを踏みながら散歩を楽しみました。
皆さん、思い思いにシャッターをきっています。
結婚式の前撮りでしょうかウェディングドレス姿の一行もありました。
また、キメポーズをつける女子高生、みんなで飛び上がった瞬間にシャッターをきる外国人の一行、そして愛犬と一緒に収まる方など、眺めているだけで心が温かくなりました。
また、日本庭園では紅葉イベントとして、数々のオブジェが、私たちを迎えてくれました。池には紅葉が映し出され、「京都に行かなくてもここで十分楽しめますね」と、ここでも、皆さんが思い思いにシャッターをきっています。
盆栽を転じたコーナーがあるのですが、借景のもみじが満開ですので、見事な盆栽たちも、一段と秋に映えて、訴求力が高く、見る人たちからもため息がもれます。
盆栽は「日本のお家芸のひとつ」と言えますので、とりわけ、外国人の観光客の皆さんは、念入りに写真撮影をされていたのが印象的でした。
ここ昭和記念公園はオープンして40周年だと聞きました。
実は、明日、11月20日が、私たち夫婦の結婚記念日であり、40年を迎えることができました。
昭和記念公園も、オープン当初は、公園の開設にあわせて、よそから移植された様々な木立や花々達が、まさに「よそよそしい」雰囲気でした。ところが、40年を経ますと、どの木立も、どっしりと根を下ろして、互いが互いを助け合いながら、全体の公園の景観を形成しています。
「われわれ夫婦も、こうありたいものだ」と談笑しながら、次の50年目である金婚式を、元気にめざそうと誓いあいました。
立川駅まで戻りましたので、帰宅前に、昼から老舗の居酒屋「玉河」にて、二人で祝杯をあげました。
生ビール一杯で、酩酊してしまった、結婚記念日の散歩でありました。