思い出辿り麹町でモーニング

東京時代は、昼夜兼行での仕事が多く、自宅と職場の長い通勤時間で疲れが溜まることが多く、妻と話し合った末に、紀尾井町の文藝春秋の向かい、平河町に誠に古いワンルームを購入して自分拠点に使っていました。地下鉄麴町駅と半蔵門駅が至近で、JR四ツ谷駅や地下鉄赤坂見附駅も徒歩圏でしたので、都内のどこへ行くにも便利で、大げさに言えば、疲れた身体に助かる存在でした。
そのマンションの売却資金で、岡山に現在の中古マンションを買いました。そのワンルームマンションをちょいと訪ねてから、麹町4丁目交差点角にある、TULLY’S COFFEEで呼吸を整えました。打ち合わせや原稿書きによく使った懐かしのスポットです。

昼食は、麹町の老舗うなぎ屋「秋本」の2階座敷で、落ち着きの贅沢ランチを楽しみました。これも定年前まで何とか頑張ってきて、住宅ローンも完済して、ちょっとだけ余裕ができましたので、昼から孤独のグルメでした。
とは申せ、過去の思い出を辿りだすと冥土近しですね。

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