岡山放送番組審議会

今年最後の岡山放送の第608回番組審議会が、12月14日、会場をホテルグランヴィア岡山で開催されました。審議された番組は、11月4日と12月1日に「OHK Live News」の中で放送された「手話が語る福祉」です。岡山放送は「手話が語る福祉」制作チームを1993年に発足して以来、“手話は言語”を理念にして、聴覚障害者・手話通訳者・テレビ局の3者で情報番組やインターネット上で手話表現を紹介するなど、数々の取組みを続けています。

今回の放送では、美作国際サーキットの実況中継や湯の郷温泉旅館の料理説明、ろう者の劇団での活躍、デジタル技術を活用したバリアを無くす社会を実現するための実践取組みなどが紹介されました。委員からは「社会のバリアを無くしていくという心意気が番組から伝わってきた」「制作側がろう者の俳優を採用した意図を聞きたかった」などの意見が出されました。

岡山放送で手話放送をリードする篠田吉央アナとサーキットの中継を担当した、森夏美アナと記念写真を撮って頂きました。また、グランヴィア岡山での納会を兼ねた会でしたので、飾りのお花を審議会事務局のお心遣いにより頂戴して帰りました。