岡山放送番組審議会

6月の岡山放送(OHK)の番組審議会が、6月29日、同社本社で開かれ、5月28日に放送されたドキュメンタリー番組「エキストラの宴」について番組審議がされました。
この番組は、「老い」、「認知症」、「障がい者」、そして「死」をテーマに演劇活動を続ける岡山の劇団 「OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)」の姿をOHKが追い続けたドキュメンタリー番組です。主役は妻の介護を続けながら役者を続ける95歳を迎えた男性俳優が主役で、劇団の旗揚げから9年目の挑戦を軸として、認知症の妻を持つ元教員夫婦が二人で出演、また、ハンディキャプを持つ若い男女が、自らのコンプレックスを力に変えて、自信をもって演技に打ち込む姿をシナリオにして、半分は即興ともとれる新たな舞台に挑む姿を描いた番組でした。認知症患者などが出演する劇団の活動を追いかけた番組について、委員からは、「生きづらさを抱える人たちが、演劇を通していきいきと変わっていく様子が伝わり、多様性や居場所づくりというテーマもタイムリーだった」、「劇団の成り立ちなどの情報がもっとほしかった」などの意見が出されました。

現代社会の写し絵ともいえる番組であり、委員全員から「感動しました」絶賛と声があがりました。
渇水と灼熱の夏ですが、ジイジらしく無理せず、余裕で頑張らないライフスタイルに心がけたいと思っています。
今年も東京拙宅の百日紅が美しい花を咲かせてくれました。