岡山の秋巡り~鏡野町


さて、北庄棚田から奥へ間道を進み、中山間地域の風景を、窓を全開にしてスロースピードでクルマを走らせ、残暑ながら初秋の風を肌で感じました。
途中、津山市になりますが、久米の里でお昼の品を買い込みました。
あと、土産に県北で“ずい茸”と呼ばれるキノコが棚に並べられましたので、ひとつ買い求めました。
見事なシャインマスカットが並んでいましたので、孫に送りました。
さて、お目当てのそずり肉の煮物は、既に売切れか見つけられませんでした。
お昼を買い込み、鏡野町の奥津温泉「奥津荘」を目指した。


コロナでしばらく来ることができませんでした。
入湯料金1000円、湯船の底から湧き出す天然温泉を楽しみました。
お客は少なく、独りの入湯時間を満喫できました。
湯上りに温泉街を廻り、そして川辺に降りてしばらく散歩しました。
ススキが水面に映える川の流れに秋を感じました。
河原に湧き出る河原湯にカップルが足湯を楽しんでいました。
さて、少し遅い昼食です。


コロナで無ければ、お気に入りの手打ち蕎麦屋さんに寄るのが定番ながら、車中にて先ほど道の駅で買い求めました「卵焼きで巻いた太巻き」を頂きました。
普段は車中で食べることなど無いわけですが、これもまた一興と前向きに考えながら、奥津の風景を愛でました。
さて、もう少しドライブを楽しもうと、クルマを奥津温泉から湯原温泉方面へ走らせました。
つづら折りの山道をしばらく走りますと「のとろ温泉」方面を示す看板目につきました。
ここは「天空の湯」として名高い秘湯です。


いままで訪れたことが無いため、ここは温泉のはしごをしようと決めました。
山道を随分と走り、集落が見えてきました。
この辺りは鳥取県境が近く、中国山地の分水嶺が走るあたりになるのでしょうか、川の水は澄きり心洗われます。
ようやく「のとろ温泉」に到着、レストランはじめキャンプ場や釣り堀などが併設されています。想像を超えた立派な造りです。
屋外の土産物の売り場でアケビが並んでいましたので、売り場のおばあちゃんに「いくらですか」と聞いたら、「朝、おじいさんが収穫してきたのだが、だれも買ってくれんで困っていた。持って帰ったら、頑張ったおじいさんに申し訳が無い」と言われたので、「全部下さい」と申し上げましたら「全部で200円でええわ」と言われます。それではあまりに申し訳ないと思い、梅干しや他の商品もいくつか買い求めました。たいそう感謝してくださり、「お礼に地元の歌を歌ってあげましょう」と民謡でしょうか、一節、聴かせてくださいました。なんとも言えぬ嬉しさがこみあげてきました。


さて、温泉場には広い露天があり眼下に山々が広がります。
泉質もやさしく肌にまとわります。
誠にいい気分です。
帰路も国道を使わず、真庭市から旭川沿いをひた走り、建部町で夕食をとってから帰宅しました。
夜は、買い求めた“ずい茸”で、豚汁を作り、夜食として頂き、深い床につきました。
人気をなるべく避けながら県内での休日を楽しみました。