講演の大きな流れは「勤労市民の暮らしとSDGs」でした。
岡山駅から特急しおかぜで松山駅までの時間を過ごしました。
車窓からの瀬戸内の眺めは気持ちを和ませてくれます。
松山駅では、まず構内食堂で「じゃこ天うどん」を食べて元気をもらいました。
また、みかんを連想させるオレンジ色と深い緑を基調とした路面電車の最近では、ゾクゾクと新型車両が導入されているようで、まちがシャープに映ります。
さて、講演ではSDGsのスローガンである「誰一人取り残さない」や、全ての人々が必要な金融サービスにアクセスでき利用できる状況を目指す、いわゆる「金融包摂」の考え方について持論を披露させて頂きました。
すなわち、勤労者の生活向上を徹底追求することを通じて、SDGsの実現に向けた取組みを展開し、社会的保護の提供、強制労働と児童労働の撤廃、生産性の向上、若年雇用問題への取組み、中小企業と技能開発、等に関する項目別ターゲットによって補強される開発目標8として、世界中の人々や各国政府の社会経済的ニーズに対する不可欠な目標です。
またわが国では、包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進するために、すべての勤労者の生活向上のために、持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21 世紀金融行動原則)・PRI原則に基づくESG投資などを通じて、目標達成を目指す必要性があることをお伝えしました。
懇親会では、さらに地元愛媛の地域の状況をテーマに本音の議論をさせて頂き有意義な時間をすごさせて頂きました。