卒業、そして旅たち

スポーツや文化でまちづくりを進める学生サークルの卒業を祝う会が、式後、奉還町商店街で開かれ、県庁、大手監査法人、県内トップ企業、博士後期課程進学、それぞれの道は違いますが、社会へ羽ばたいてゆきました。

会は、3月25日、奉還町商店街に新装オープンした「パン屋さん」のパンやお菓子、お茶屋ジュースで祝い、卒業生たちが在校生に挨拶、また、在校生が卒業生に祝いの言葉を述べるという、オーソドックスながら心を込めた時間を過ごしました。

また、卒業生たちは、お世話になった商店街の皆様にお礼のご挨拶をいたしました。

そして、サークル最後のおつとめは、「J2ファジアーノ岡山」の試合結果を、タペストリーに掲げて、商店街を行く人たちに伝える作業です。

これは、ファジアーノ岡山の試合がある都度、ホームゲームでもアウェイのゲームでの欠かさず行われ、先輩から後輩へと引き継がれて通算200回をはるかに超えました。

まちづくりは継続です。

試合結果を差し替える卒業生、J1昇格への祈念を込める姿、それは自らの未来に向かう夢と希望をファジアーノに託しているように映りました。

卒業生から、顧問にも気遣いの花束を贈呈頂きました。

立派な大人であります。

心に残る卒業式でした。