岡山県が主催する地方創生の実現を支援するプロジェクトの報告会が、2月14日、岡山市駅前のサンピーチ岡山を会場に開催されました。
平成29年に開始されたこの事業は、岡山県内の市町村から提案のあったテーマから事業が選定され、岡山県が選考した専門家を派遣して実施される事業で、「廃校施設の利活用」、「ジオパークの活用等による観光地域づくり」、「地域版観光DMO設立に係る検討」、「地域商社の設立等による稼げる地域づくり」の4つのテーマについて活動成果が報告されました。
冒頭、岡山県総合政策局の村木正司局長が開会挨拶としてプロジェクトの趣旨を説明、基調講演ではイデアパートナーズ社長の井出修身(NPOイデア九州・アジア理事長)氏が、「人材×組織×マーケティングによる観光活性化戦略~地域に求められるDMOの役割と機能~」と題して数々の地域活性化の指導実績に基づく課題提起と成功のキーワードを語り、続いて3名の専門家が4つの事業活動について報告されました。
続くパネルディスカッションでは、小職がファシリテーターを担当、専門コーディネーター4名に地域活動の担い手や有識者3名を加え「地域資源の活用による地域づくり」のテーマで活発な討論をコーディネートさせて頂きました。
大学の立場からも地域資源としての役割とは何か再考したフォーラムでした。
また、地域総合研究センターからは、吉川幸実践型教育プランナーが参加いたし、質疑に参加しました。
終了後の会費制による懇親会は、近所の焼鳥屋に会場を移し、岡山県総合政策局の中村課長の音頭で口火が切られ、報告会で議論を尽くしきれなかった課題や解決策が次々と披露され熱気に包まれました。