倉敷市真備にて

お盆の16日は京都五山の送り火です。

お盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す行事を家族で行い、雨の中を夕方から真備に向かいました。

西日本豪雨の浸水被害で、機能がまひしていた倉敷市真備支所は、本日16日、全ての業務が再開しました。まだまだ復旧までに時間がかかりますが、発災当時に比べるとずいぶんと落ち着きを取り戻しつつあります。とは申せ、瓦礫の山の撤去作業は相変わらず続いています。

決壊した河川も土嚢が積まれて応急処置は施されていますが、元の姿に再生させるには、まだまだ、相当の時間を要することが容易に想像できます。

また、まちには災害地特有の臭いが漂うエリアも残っています。

真備地区のポイントを見て回り、最後に真備の地の由縁であります奈良時代に吉備真備を輩出した吉備氏の氏寺「吉備寺」にて、この度の豪雨で亡くなられた方へのご冥福をお祈りいたし、あわせて、一日も早い真備の復興を祈念させて頂きました。


復興に向けては倉敷市と協議を重ねながら岡山大学としてなせるべきご支援を息長く続けて参る所存です。