第1回元気いばら創生若手研修

井原市の若い職員のパワーを地方創生に活かすことを目的に研修会をはじめました。
10月20日、その第1回に10名を超える皆さんが部局を問わず参加してくれました。午後1時30分から開始です。まず、日本社会や経済のおかれた状況について、さらに地方における少子高齢化や財源の問題についてお話申し上げました。また、現在の行政システムのメリットやデメリット、今後の自治体職員の果たすべき役割について提言をさせて頂きました。休憩をはさみながら、井原市の強み・弱み、機会・脅威(いわゆるSWOT分析)を3チームに分かれてお願いし、チームごとに発表頂きました。
第1回元気いばら創生若手研修
 ▲ 山脇さん
井原のまちの良さについては、自然が多い(星がきれいに見える、自然に恵まれた、山が多い、田舎)、安心(落ち着く、暮らしに安心感がある、住みよいまち、気が合えば暮らしやすい、安全(災害が少ない)であり、一方の弱みは、活気がない(人が集まらない、若者が少ない)、気質が保守的(外の人に厳しい、気が合わない人は大変)、遊び場がない、交通の便が悪い(電車、バスの本数が少ない)、大学がない(高校卒業すると、大半が出て行く)、サル等の獣害とした意見がだされました。また、井原市をこんなまちにしたいといた話し合いでは、子供に関しては、近隣他市町に比べて圧倒的な定住対策、子育て世代が住みやすい、子供がいっぱい元気に育つ、また、若者に関しては、若い人が住みたいと思うまち、高卒で働きやすいまちにしたい、とした意見が出されました。
まちづくりの目標については、「保守的な人の心を解き放ち、近隣他市町より圧倒的な定住を促進し、若者が輝くまち」にしたい、「観光地として人にいっぱい来てもらい、衣食住すべてが市内で賄え、一生住み続けられるまち」にしたい、「星で婚活、若者主役、子育てしやすいまち」にしたい、といった考えや目標が示されました。
第1回元気いばら創生若手研修
夕方、パンと飲み物の差し入れを頂き、一息ついてから井原市がいま以上に元気なまちにするためにどうすればよいか、具体的なシナリオを描く作業に着手して頂きました。どのチームからも積極的な議論が続きました。9時に打ち切り、次回に継続とさせて頂きました。ご苦労様でした。