工学部創造工学センター訪問

パーソナルモビリティの社会実験に向けて準備中です。7月29日は工学部創造工学センターに参上いたしました。打ち合わせの後で、工作機械やF3の駆体などを見学させていただきました。その目指すべきコンセプトをご紹介します。
工学部創造工学センター訪問

工学部創造工学センター訪問
岡山市は全国有数の交通結節点・要所であり、多くの人々が往来しています。平成26年12月のイオンモール岡山の開業により、さらに大勢の人々が岡山市を訪れるようになりました。ところが、現在の岡山市における生活者の移動ニーズは十分に満たされているとは言い難い状況です。また、岡山県全体でみると、高齢者や免許を持たない年代の学生、乳幼児を抱えた主婦、そして中山間地に暮らす人々の間では、通院や通学、子供の送り迎えはもとより、日常の買い物に不便を感じる状況があり、いわば交通弱者が置き去りにされかねない現状を注視する必要があります。つまり、市民目線から生活者の移動ニーズをとらえ直すことを起点として、岡山におけるモビリティのあり方を、交通計画のみならず都市計画、そしてまちづくりの課題として幅広にとらえ直す作業を行い、総合的な視点から「地方都市」の活性化を目指すことが求められているといえましょう。
岡山大学では、以下のような社会実験の可能性を検討しています。

  1. 学都研究「岡山知恵とエネルギネットワーク構想」の実現
  2. 超小型モビリティを活用した岡山市社会実験や調査活動への参画(学生参加をめざす)
  3. 超小型モビリティを活用した地域社会(市民・自治体)や企業・経済界と連携した岡山交通まちづくり施策の検討
  4. 海外先進交通モデル都市・大学の超小型モビリティ研究・連携によるスーパーグローバル大学実現に向けた展開
  5. 自動車会社と連携した新たなモビリティ活用に向けた諸研究の実践
  6. 国、県、岡山市、倉敷市、岡山経済同友会や水島コンビナート企業が検討を進める水素活用によるビジネスモデルとの連動

工学部創造工学センター訪問
その準備段階として、2011年以降、岡山市、岡山大学、経済界で交通まちづくりの議論を活発化させ、岡山市経済戦略懇話会で中心市街地活性化、学生の街、観光振興、自転車シンポジウムが議論、その中では、岡山大学森田学長が提唱するビジョン「学都」構想の推進(2011年 地域総合研究センター設立)、三都市シンポジウム(金沢大学・熊本大学との交流・連携)の開催、イオンモール岡山出店の影響を見据えた商業調査やゲートウェイ調査の実施などを進めて参りました。また、2014年2月、岡山市『中心市街地活性化政策パッケージ』 の公表により、岡山市を日本一移動しやすく、低炭素なまちづくり(持続可能な交通モデル都市)に押し上げるべく、市民の移動ニーズを担保する多様なモビリティの提供(高齢者の移動支援を含む)、岡山駅周辺~表町(旧市街地)の連携強化と観光客を含めた回遊性向上に関して本格的な取り組みが開始されました。それの実現のため、短期的な取り組みとして、ESD(Education for Sustainable Development)世界会議 におけるデモンストレーション(2014年11月5 日)、岡山市内及び岡山大学での超小型モビリティの導入(2015年3月~)など超小型モビリティ活用に向けた活動を開始しました。
今後は、2016年から超小型モビリティと公共交通の組み合わせた本格導入の可能性を検討し始めています。また、超小型モビリティと公共交通を組み合わせた次世代の都市交通システム構築、新車両の開発と水島の水素(クリーンエネルギー)を活用したコンパクトシティの実現を目指した事業可能性を探りたいと考えています。
工学部創造工学センター訪問


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