九州大学マネタリーカンファレンス

今年度も年度末の恒例研究会として、3月27日(金)、28日(土)の2日間、九州大学箱崎キャンパス経済学部棟2階中会議室を会場として、九州大学マネタリーカンファレンスが開催されました。
メンバーは、川波洋一先生(九州大学)、前田淳先生(北九州市立大学)、三谷進先生(龍谷大学)、掛下達郎先生(松山大学)、前田真一郎先生(名城大学)、森田京平氏(バークレイズ証券)、山村延郎先生(拓殖大学)、伊鹿倉正司先生(東北学院大学)、取越達哉氏(大和投資信託)、甘長青先生(九州情報大学)、高山晃郎先生(名城大学)、宇土至心先生(北海学園大学)、ダスティン・ブルワー(九州大学大学院経済学府博士課程)、三村聡(岡山大学)です。
九州大学マネタリーカンファレンス
前日26日の夜に博多へ入りました。中洲川端沿いの桜は咲きはじめ、多くの人たちで賑わっています。夜の中洲は独特の雰囲気に包まれています。まちなかのお店や川沿いの名物屋台をひやかしながら、春吉橋傍の博多ラーメンを頂だいしました。ビジネスホテルの近くに銭湯を見つけましたので、ゆっくり入湯いたしました。
九州大学マネタリーカンファレンス
さて、初日27日(金)は、10:00から中国人民大学からの女性留学生の李越欣さん(修士課程)が「中国における金利自由化」を報告、12:00から前田真一郎先生が「企業・個人と金融」 について、昼休みをはさんで13:40から北京大学からの男性留学生の孫明元さん(博士課程)より「Volatility Clustering and Cyclic Shocks: A Perspective on Systemic Risk of Commercial Banking」のテーマで報告がありました。李さんと孫さんの気概あふれる報告に感心しきりでした。中国からの留学生は母国の強さ、弱さ、課題、そして自分の将来への方向性を真剣かつ堂々と語り、われわれ教員に素直に問いかけてきました。16:40から山村延郎先生より「現代ロシアの銀行制度-金融業界の構造-」について報告がなされました。
九州大学マネタリーカンファレンス
 ▲ 取り壊し
終了後、キャンパスの近くにある老舗の居酒屋で懇親会が催されました。箱崎キャンパスは自然科学系の学部の伊都キャンパスへの移転が進み、箱崎校舎の取り壊しが始まっています。それを桜が見守ります。少し寂しい気持ちになりました。懇親会では、諸事情により、本来は、九州大学川波洋一先生の下で、課程博士の学位取得を目指さねばならぬところを、京都大学にて論文博士として学位を頂くという仕儀に対して、温かく祝福の拍手を川波先生はじめ同門の先生方から頂だいすることが出来ました。思わず、目頭が熱くなってしまいました。心温まる先生方のご厚情に深く感謝申し上げます。川波先生からは、「大学教育は目先を追わず、長期トレンドで大学改革をしなければ、わが国は、大学教育の存在意義そのものを見失いかねません。現場は ” いま ” ですが、普遍性を語るのが大学(高等教育)の責務であると思います」とのお言葉が胸に沁みました。
九州大学マネタリーカンファレンス

九州大学マネタリーカンファレンス
2日目の28日(土)は、10:00~13:00まで取越達哉氏により、「[1]国際金融センター・シンガポールの特徴、[2]シンガポールの金融・資本市場に関わる政策について、[3]シンガポールと欧米諸国との対外証券投資行動の差異について」の3本の論文が報告されました。そして昼休みをはさんで、14:00~16:00まで小職から京都大学で授与頂いた「労働金庫の研究」と最近の研究テーマである「個人リテール分野における住宅ローン市場の課題」を報告させて頂きました。2日間の長丁場でご指導を頂いた川波洋一先生はもとより、コメントを頂いた先生方、そして全体の調整を頂いた高山晃郎先生に感謝です。
桜


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