岡山県真庭郡新庄村は、岡山県の北西に位置する人口約1000人の村です。村の木は杉、花は桜、イメージキャラクターは名産姫の餅に代表される「ひめっ子」です。
新庄村の山中では、姫路から津山から松江に通じる出雲街道の並木が見事です。その昔、後鳥羽上皇が都を追われて、この街道から山陰へ抜けた記録があるそうです。また、村の中心には、「がいせん桜」通りがあります。
村のHPによれば「がいせん桜は明治39年、宿場町の街道の両側に日露戦争での戦勝を記念して桜が植えられました。5.5mおきに137本の桜が咲揃う素晴らしい桜並木のトンネルは、新庄村の春を代表する景色です。通りの両側には、いつも、さらさらと流れる水路があり、そのやさしい音色は「日本の音風景百選」「日本のかおり風景百選」にも選ばれています。」とあります。
その通りを利用して、「クールオカヤマ2014」が開催されました。「クールオカヤマ= かっこいい岡山を集める」は、上質な「食」や「体験」を通して、多くの人たちに新庄村の魅力を体感してもらうことを目的として、著名な料理人や企業人、自然人が創意工夫を凝らして店を出店しています。今回の「クールオカヤマ2014」へはNPOタブラ・ラサさんもキャンドル制作体験のブースを出店されていて、河上直美理事長にご挨拶をさせていただきました。
街道沿いの水路には鯉が泳ぐ姿にホットさせられます。明治から一度も合併を経験していない、本当におとぎ話に出てくるような美しい風景を今に留める村です。