7月25日、岡山県の大学人で構成される大学人の会が、就実大学を会場に開催されました。会長は就実大学・同短期大学学長の稲葉英男先生です。
記念講演会では「福島第一原子力発電所事故とエネルギー問題」と題して岡山大学の市川康明先生が講演されました。今回の事故は人災である点、世界の主な原子力発電所事故の特徴と福島事故との比較、さらに発生の経緯、その対応、廃炉へのプロセス、放射性廃棄物処理に関する姿勢と科学技術など、専門的な知見からの踏み込んだ講演内容に感動しました。
同時に、まだまだ、われわれ一般人に知らされていない事実が山ほどあることに驚かされました。「エネルギーは保存が効かない必要物であり、原子力は必要悪」であると結ばれました。