岡山大学とカナダのブリテッシュコロンビア大学の間で、交渉を進めている学生および企業の相互交流プロジェクト推進のために、4月3日、カナダで建築資材輸出などを行うK.Ito & Associatesの伊藤公久代表取締役に来岡いただき、県内企業の皆さんと農学部林学系の先生方が会して第3回目となる実行計画策定に向けた打ち合わせが開催されました。
今回は、2月にブリテッシュコロンビア大学ならびにBC州所在の森林関連企業を訪問した農学部の吉川賢教授と坂本圭児教授から、現地での視察報告がされ、そのあとで活発な議論が交わされました。その夜は懇親会を開催いたしました。
また、翌4日は伊藤氏を参加企業の視察にお連れしました。
▲ 真庭市旭川
同行者は荒木勝理事、吉川賢教授、坂本圭児教授、小職、そして企画広報課の渡部英広主任です。
▲ 銘建工業にて
午前中に真庭市役所を見学してから、藻谷浩介氏の『里山資本主義』で一躍有名になった、真庭市にある集成材と木質バイオマスのパイオニアを標榜される「銘建工業」さん、午後から津山市にある「背割りが無いのに歪まない!背割りが無いから歪まない!」を『匠 乾太郎』というブランドで飛躍を続ける「院庄林業」さん、という日本を代表する製材・建材業2社を訪問して、最新鋭の工場施設を視察させていただきました。
▲ 院庄林業にて
伊藤氏、荒木理事はじめ参加者全員が積極的に質問をさせていただくと、両社ともに丁寧にご対応をしてくださいました。今年には岡山大学生を実践的なプログラムを踏まえたインターンシップに、また、来年度にはブリテッシュコロンビア大学の学生を企業さんに受け入れていただくグローバル実践知教育プログラムをスタートさせたいと考えています。