瀬戸内の自然と歴史に彩られた豊かな島が過疎の荒波に洗われながらも力強く生き抜こうとしています
晴れた日には四国まで見渡せる島の頂
砂の色と海の碧さが描き出す美しの海岸線
島民による白石踊りの歓迎と岸壁で羽を休める海鳥たち
夏は大勢の海水浴客の歓声でにぎわった海の家
外からの人を温かく迎えてくれた「あまのストア」さん
嫌な顔ひとつみせずにわがままなリクエストに応えてくれた旅館「中西屋」さん
漁業の島には、小さな畑、野生の草花、狭い路地に肩を寄せ合うように並ぶまちなみ
廃屋となった店
そして古寺とは対照にひときわ目を引く国際ビラ
島民全員が何百年も受け継いできた踊りを舞えるのに次代の踊り手が消えてしまいそう
夜の海岸にでると彼方にコンビナートの灯りが浮かびます
島の人とのディスカッションを終えて浜で遊びながら学生たちは何を想ったか
感じ方はちがっても大切なものをもらえたよね
ここがキャンパスならいいのにね
そしたら何かが始められるのにね
新しい何かが生まれるのにね
島に一人しかいない赤ちゃんが港でわたしたちを見送ってくれました
それは島の話を聞かせてくれた公民館長のお孫さん
「ありがとう、きっとまた来るね」
心のなかで叫ぶ声が港にこだましました
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