岡山県が主催する生涯学習大学のなかに大学院コースが設置され、そのひとつの科目である「国際理解」を岡山大学が担当しています。
メインテーマは、「世界を知る、学ぶ、そして岡山は?」~多文化共生社会の理解に向けて~で、世界の政治、経済、文化などを、岡山大学講師の講義や交流を通じて、多文化共生社会について考えます。これらの講義を通じて、岡山における国際理解を深め、私たちの暮らしと国際社会のつながりについて考えます。
7月25日は開講日でした。受講生は12名で、皆さん朝早くから会場である岡山大学に集合されました。
▲ 岡山大学副学長の荒木勝先生による講義
まず、小職と岡山県生涯学習センターからガイダンスをさせていただきました。その後、副学長の荒木勝先生が初日を飾り、「岡山固有の哲学」と題して、岡山が生んだグローバル人材としたテーマで、陽明学者の熊沢蕃山や津山藩医で洋学者の箕作阮甫(みつくりげんぽ)はじめ、岡山出身の国際的な視野で活躍した著名人を引用しながら、興味深い講話をされました。
26日の二日目は、小職が「欧州の交通事情と岡山」、岩淵泰先生が「フランスの地方自治」の講義を行いました。11月12日まで合計で15回の講義が予定されています。