去年の夏から取り組んだ、岡山市都市計画「庭園都市構想」の調査成果の報告会です。この事業は岡山市から300万円で受託し、学生延べ200名の参加で実施しました。
西川緑道公園界隈で開催されるイベントの評価、交通流調査、駐車場調査などを担当し、実施後に学生たちが企画提案書を作成して市民の皆さんに発表したものです。
教育の目的は、[1]社会調査の基礎知識の習得(経済学部中村良平教授が担当)、[2]岡山市・NPOの活動内容を現場で学ぶ、[3]学生たちが地域の課題を自ら考え、解決策を提案する実践力を身につける、です。窓口は、岡山市庭園都市計画課の石田尚昭次長が担当してくれました。何回も大学へ足を運んで熱心に指導いただきました。また、NPO法人まちづくり推進機構岡山の徳田恭子理事にも支援と指導をお願いいたしました。
報告では、イベント評価として、岡山市が主催したものよりNPOが独自に企画したものの方がアンケートに回答を寄せた市民や直接評価を担当した学生からは高い評価結果となりました。
また、駐車場の多さにも改めて驚きました。加えて、この西川を散歩や通行する人通りは、イベントがない平日は閑散としている点に今後の課題が残りました。
今後ともこの地域の活性化に向けて積極的に活動を展開する予定です。