12月20日、備中国分寺や古墳群に象徴される吉備路の景勝地域である総社市山手地区で、地域の福祉活動を支えておられる社会福祉協議会の皆さんをおたずねして、意見交換をさせていただきました。
どの地域にも課題はあります。この岡山県を代表する地域は旧山手村、平成の大合併で総社市に編入されました。現在、新しい行政区のなかで未来に向けたまちづくりをはじめています。高齢化がすすむなかで、幸いなことに新たな転入者が増え地域の人口と低位の平均年齢を維持しています。ただ、皆さんからのお話で、新旧住民の調和や一人暮らし高齢者の見守り、そして全国的な社会問題となっているいじめや不登校対策など、様々な課題があることが分かりました。
こうした課題解決に向けて社会福祉協議会の方々をはじめ地域の諸組織、そして学校関係者の方などコミュニティをあげた活動が展開されています。学生たちに現地へ入り、まちづくりのあり方について、教えを請いながら自らも課題解決策を考え、そして参加して実践活動を展開できるまでたどり着ければ良いと考えています。地域の皆さんにご迷惑をかけることもあるかもしれませんが、若さで地域に元気をもたらせるような活動を目指す予定です。
年明けにはまち歩きをさせていただいたあとで、「地域包括ケア」をメインテーマにワークショップを行うことを確認させていただきました。
お忙しい中をお集まりいただいた委員の皆様に感謝です。