12月9日、GREEN DAY実行員会が主催する、「企業と世代を繋ぐ持続的環境教育(フォーラム)」が倉敷市水島の倉敷市環境交流スクエア(学習施設)で開催されました。
この企画は、清流高梁川流域において本格的な自然学校「GREEN DAYS COLLEGE」の立ち上げを目指している(社)水辺のユニオンや流域のNPO団体、自然を愛する人たちにより開かれたフォーラムです。
パネルディスカッションでモデレーターをつとめる荒木勝先生と大学で待ち合わせをして、先生の運転で会場へ向かいました。控え室でパネリストの皆さんと打ち合わせをしてから、「企業と地域をつなぐ持続的環境教育」の演題で講師をされたNPO法人白川郷自然共生フォーラム山田俊行理事の講演をお聞きしました。トヨタ自動車や日清食品が社会貢献活動として、いかに環境学習や自然環境の保全に取り組んでいるか、その先進地域の活動事例を話題提供頂きました。
そのあとのパネルディスカッションでは、GREENDAY実行委員長で倉敷木材の大久保憲作社長をはじめ、企業からは三菱自動車、クラレ、自治体からは岡山県備中県民局、倉敷市、またNPOフォレストフォーピープル、さらに岡山ユネスコ協会など多彩なパネリストの皆さんが登壇され、それぞれの知見から地域貢献、CSR,ESD:Education for Sustainable Development(持続発展教育)の観点から環境問題について持論を展開されました。
モデレーターの荒木先生が、学生と地域人が共同して高梁川流域の環境を守る教育や活動を展開すべきであると結びました。
▲ 未来会議の様子。右から2人目が江尻くん
また、最後のプログラムでは、高梁川流域の未来を考える「未来会議」が開催されました。この会議は「GREEN DAYS COLLEGE」をテーマに、若者主体の会議で30年後の未来を考えるとして開かれたもので、理学部の江尻くんが倉敷市の皆さんやNPOの皆さんに混じって、ワークショップをリードしました。
▲ 倉敷木材 大久保憲作社長
高梁川流域が「日本一の流域」と呼ばれるように参加者全員が決意を新たにして閉幕しました。
このあと、大久保憲作社長の計らいで、会場を倉敷美観地区の「林源十郎商店」に移して懇親会が催されました。
関係者やゲストの山田俊行理事、白川村から駆けつけてくださった伊藤直人白川村政策顧問にもご参加いただきました。
思い出に残る一日でした。
▲ 江尻くんと荒木勝先生