前回の記事で総社と倉敷の会議所で「倉敷・大型商業施設の影響」調査結果の分析報告をさせていただきましたが、12月7日は、ホテルグランビアで開催された岡山商工会議所議員総会でプレゼンテーションさせていただきました。
流石に岡山商工会議所の議員総会とあって、規模が大きく経済界の重鎮のみなさまが多数おみえになられたなかでの講演とあって、気合が入りました。自分の気持ちのなかでは、天満屋さんや高島屋さん、そして商店街の専門店の存在は、とても大切であると感じています。いつもは行けなくても、お世話になった大切な方への贈り物、妻や子供へのプレゼント、中元・歳暮は、やはり無理をしても百貨店や専門店で買い求めます。それは、自分がいただいたおりの慶びや感動があるためです。
気持ちを贈り合う際の百貨店や専門店の存在は大きく、こうした岡山県民の祭事、慶事、時には弔事を大切に見守ってきた暖簾を守っていただきたいと思う、本音をお伝えしました。
もちろん、倉敷の大型商業施設や平成26年11月に岡山駅前にオープンが予定されているイオンモールについて否定するのもではありません。ただし、イオンモールの一人勝ちでは、岡山市中心市街地の繁栄は期待できなくなると思います。中心市街地が衰退しますと同時にイオンモールの魅力も半減すると思います。
倉敷はもちろん、今回の大型商業施設の進出を中心市街地全体の活性化にいかにして結びつけることができるか、駅前周辺エリアの都市計画や交通計画、そして倉敷美観地区や後楽園や岡山城などカルチャー・観光ゾーンも含め、市民全体の課題として受け止め、知恵を出し合うことが大切であると思います。
▲ 岡崎彬会頭によるごあいさつ
また、総会後の歳を送るの会へも列席させていただきました。前列テーブルで隣席は会議所副会頭で両備ホールディングス社長の松田久様でした。会議所国際部門の責任者をされており、岡山大学が進める留学生プロジェクトにご理解をいただき、数々のご支援をいただいております。この1年間の感謝を込めてお礼を申し述べるとともに、引き続いてのご指導をお願い申し上げました。
さらに、自転車シンポジウムでご一緒させていただいた三好野本店代表取締役社長で副会頭の若林昭様、いつも悩んだときにベストアドバイスをご指導いただいているトミヤコーポレーション代表取締役会長で同じく副会頭の古市大藏様はじめ、多くの経済界や行政、マスコミ関係の重鎮の方々にご挨拶をさせていただくことができました。
来年も経済界の皆様と対話を続けながら、大学生にとって愛されるおかやまを目指してまいりたいと思います。
この1年に感謝。
岡山商工会議所議員総会でプレゼン
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