内外近代洋画巨匠展&20世紀西洋巨匠版画展

瀬戸内市立美術館
 ▲ 瀬戸内市立美術館
5月26日(土)、岡山県牛窓にある瀬戸内市立美術館で開催されている「内外近代洋画巨匠展&20世紀西洋巨匠版画展」(5月18日~7月1日まで)に娘と参りました。フランスを中心に近代洋画界に足跡を残したカミーユ・コロー、ジョルジュ・ルオーや梅原龍三郎、安井曾太郎の作品など、いろいろな画家の作品がコンパクトに展示され、親しみのもてる内容でした。
また、同時開催という版画展では、マックス・エルンスト、イブ・タンギーといったシュルレアリスムに属す作家の作品にしばし眼を奪われました。とりわけ、パブロ・ピカソ代表作のひとつである「貧しき食事」は、人物の表情はもちろん、手の細部、食台の皿やコップ、ナプキンに至るまで、見る人を釘付けにする群を抜く魅力を放っていました。
また、この牛窓のオリーブ園から眺める瀬戸内の風景をこよなく愛した画家である佐竹徳画伯のコーナーも素敵で、自然への深い精神性を感じさせるなかにも見る人の気持ちを爽やかにしてくれる不思議な魅力を感じました。
美術館から眺める瀬戸内の風景もなかなかのものです。
ぜひ、お出かけください。

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