5月12日(木)、かれこれ30年来の親友である玉越直人さんが社長をしているWAVE出版が創立24周年を迎えました。その記念パーティが千代田区市ヶ谷駅傍の靖国通りに面した新しいオフィスであり、授業を終えてから新幹線で駆けつけました。
▲ 玉越社長(左)と舛井弁護士
彼との出会いは昔の職場での先輩でした。共に編集者として単行本の企画を担当していました。彼は自ら出版社を起こす決意をして24年前に退社しました。はじめのオフィスが六畳一間からスタートした事を思い返しますと、幾多の苦労を乗り越え、大勢の社員に囲まれ一階に大手金融機関が入る立派なビルで迎えられた周年パーティに感慨無量でありました。
▲ 佐々木常夫さん(右)
はじめに玉越さんの挨拶があり、乾杯の発生はWAVE出版設立当初から良き理解者である弁護士で大学教員の舛井一仁さんでした(舛井さんには小職が困った時にも度々適切なアドバイスを頂いています)。
続いては、最近の出版不況のなかで30万部を超すベストセラーとなった『働く君に贈る25の言葉』の著者で、東レ経営研究所前社長である佐々木常夫さん(現在は特別顧問)や、女性の生き方を赤裸々に語りベストセラーを連発している亀山早苗さんはじめ、WAVE出版の著者さんが来賓挨拶をされました。小職も最後に挨拶に立たせて頂き創業当時の思い出を披露させていただきました。
ついでに紹介しますと、2次会は、先日4月22日(金)に開店10周年を迎えた新宿区荒木町にあります大人の隠れ家「器」へと会場を移し深夜まで盛り上がりました(玉越さん、浅海典子さん、小職の3名で、神田の学士会館にて「器」開店10周年記念パーティの発起人をつとめました)。
インターネットをはじめとするマルチメディア万能社会となった現代社会において書籍や新聞などの活字離れが止まりません。
設立してしばらくして有志で立ちあげた「規制破壊クラブ」という、日本の将来を考える集団の事務局として彼が活動していた思い出である「WAVE出版漂流記」が、アーカイブス風に掲載されています。
このクラブには小職も参加していました。その当時の中日新聞がありますので、それを紹介します。
玉越さんには、彼の初心である「世直し出版社を目指す」をいつまでも大切にして、出版界の発展のために元気に前進して頂きたいと祈念します。
玉越直人さんの生き方とひととなりは、彼のブログに綴られています。みなさん、ぜひ、ご覧下さいませ。