諏訪にて「忙中閑有」

3月23日、この日、朝から各駅停車で上諏訪にいらっしゃる前職場であるトヨタ自動車の研究所時代の上司をお訪ねいたしました。
中央線で高尾駅に行き、各駅停車で甲府まで、さらに長野行きに乗り換えてお昼前に上諏訪駅に到着いたしました。駅までお出迎え頂き、昼食を済ませて銭湯(源泉かけ流し)でくつろぎました。それから湧き水を汲みにゆきペットボトルに仕込み、上司宅にて諏訪湖を眺めながら昼下がりのくつろいだ時間を過ごしました。
諏訪湖
夜は地元の食材を上手くお使いになられた手料理でもてなして頂きました。とりわけ、近くの山で採取された「ヤマドリタケモドキ(ポルチーニ)」を使ったスパゲティは絶品でした。なかなか、本物のポルチーニを使った料理を食することはできないと思います。料理がはじまると部屋いっぱいに何とも言えない芳醇なキノコの香りが広がりました。
ポルチーニスパゲティ
食事を頂きながらの話題は、専ら、このたびの東北・関東大震災における危機管理の在り方についてとなりました。元上司はトヨタ自動社をはじめ企業のリスクマネジメントについて精通されているため、大変、勉強になりました。また、最後は国家の危機管理能力が国家の力量や品格を形成する重要な要素である点に議論が進みました。久しぶりに楽しい時を過ごせました。
翌朝、再び上諏訪の駅までお送り頂き名古屋へ向かいました。誰しも同じ思いでありましょうが、犠牲となられた皆様へのご冥福をお祈りいたすとともに、原発を含め一日も早い復旧・復興を祈念いたします。

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