7月16日、担当する「現代コミュニティと地域経済」(教養科目)の授業が、いよいよ仕上げです。レポート課題も結構出しました。今日、第14回目となる授業では、台風11号が接近するなかで、岡山駅西口奉還町商店街やファジアーノ岡山(J2)を核にしたまちの活性化シナリオ作りについて3チームに分かれてフィールドワークした学生たちが、課題と解決策をプレゼンテーションいたしました。
経済学部、理学部、医学部、教育学部、法学部、環境理工学部など、学部の違いも含め、それぞれの視点から若いアイデアが提案されました。大半の学生たちは、今回の課題で初めて奉還町商店街を訪れました。その印象は、想像以上に面白かった、シャッターが降りている店が多かった、通常時は人通りが少なかったが土曜夜市には大勢の人出があり驚いた、駐輪スペースがわかりにくい、初めてくる人には入りにくい雰囲気、ターゲットが学生の店が少ない、など新鮮な感想が報告されました。
また、こうした商店街とプロスポーツがコラボレーションするためのアイデアは、商店街自体の人通りはあるのでそれをいかに有効活用してすべての年代をターゲットにできるか、駅近なのでAEON MALL岡山に負けないくらいの集客をめざす、商店街全体でファジアーノ岡山の応援体制を構築するなど、実現するには課題もあるとは言いながら、実感ある提案も多くて感心しきりでした。
機会を頂ければ、現在、奉還町商店街開催されているスポーツコミッション(SPOC)研究会にてプレゼンさせて頂き、意見交換会を開催できればと思います。