卒業生を送る会


3月28日、学生サークル「まちづくり研究会」の4年生たちが巣立ってゆきました。

それを1年から3年までの在校生が見送りました。

この1年間の主な活動を紹介します。

まず春には、瀬戸内市裳掛地区で地域おこし活動を続ける学生たちが、新入生に地域での活動を紹介、まち歩きを行い、地域の皆さんのご好意により、地元名産の牡蠣とジビエ〈イノシシ、鹿〉で交流バーベキュー会を開催、地域の皆さんや県外からの移住者の方、そして今年度は武久顕也瀬戸内市長も参加して動機付けを行いました。
夏には、地域おこし合宿を行い、炎天下の耕作放棄地で草むしり作業を行い、小さな拠点「あけぼのの家」では、新たに東京都練馬区から移住・定住して来られた方の歓迎を兼ねて会話を楽しみ、夜は瀬戸内が一望できる「いこいの村」で入浴、夜の交流会では、一日の反省や翌日の地元裳掛小学校の小学生たちによる写生大会の手伝いについて打ち合わせをしました。


秋には、瀬戸内市裳掛地区コミュニティ会議にて「平成27年度農村集落活性化支援事業」(農林水産省予算)の実施報告会があり、報告書には岡山大学「まちづくり研究会」のワークショップや活動内容が紹介されました。そこでは、裳掛地区に東京や大阪から移住した10組の皆さんが地域住民に紹介されました。

冬にも、寒さに負けず、裳掛小学校の子供たちを対象とした寺子屋活動を休まずに継続しながら、地域の魅力発信に向けた活動や新執行部による新年度の活動方針を話し合ってきました。

彼ら彼女らは、まさに地域の課題と向き合いながら、自主的に自らが解決策を話し合い、そして地方創生活動を現場で担い、地域の活性化に大きく貢献するとともに、地域の皆様から多くのことを学びました。
生きる力をつけてくれたと思います。

卒業生たちの巣立ちを慶び、そして今後の活躍を心から祈念いたしました。

また、在校生たちも後に続いて欲しいと念じました。